つくる、
つながる、
かんがえる
つくる、つながる、かんがえる。それらを楽しく営める”場”をつくりだす。そして、その”場”から、音楽や物語、対話を生み出していく。HIROBAは創造の”場”そのものを主役にした、実験的プロジェクトです。2019年4月にスタートし、今まで様々な分野から、多くのゲストを招き、いくつものコラボレーションを実現してきました。無限に開かれているパブリック空間でもなく、個人のもとに閉ざされたプライベート空間でもない。そのあいだに存在する、個と公とがほどよく混じり合う、中くらいの公共空間。パーソナルプラットフォームと言い換えたときもありました。まだ、ぴったりと言い表せる言葉はみつかっていません。”場”を中心にすると言えど、そこに集まるひとびとが無名化、匿名化するわけではありません。むしろ、それらの個は際立ちます。このHIROBAを立ち上げた僕(=水野良樹)自身もまた、しっかりと個として存在します。誰でも入ってこられて、誰でも出ていける。だけれども、そこには、ほのかな輪郭をもつ”境界線”があって、その場に集うひとたちの意識を変える”敷居”がある。おのずから今という”物語”を共有することができて、”場”のちからがポジティブな追い風となって、ひとびとを援けていく。そんな理想の”場”をイメージしながら、HIROBAの活動を続けています。ぜひ、あなたもHIROBAを訪れ、思索と創作との出会いを楽しんでいただけたら幸いです。
HIROBA 水野良樹